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自然形体療法

関西予防医術研究所

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股関節の痛みの種類

1. 股関節の痛みについての独自見解

その1は筋肉の緊張により引き起こされる筋肉、靭帯、腱等

 

股関節症の痛みの一つに筋肉の過緊張によってもたらされる痛みがあります。

筋肉は勝手に過緊張になるわけではありません。筋肉の過緊張には過緊張をもた

らす原因があります。また、過緊張は骨格の歪みや捻じれといった問題を引き起

こすことにもなります。

 

なぜ過緊張を生み出しているのか原因把握からスタートです。

股関節だけでなく骨盤全体、脊骨、頸椎にまで問題の有無を検査します。

自然形体療法による股関節の痛みの施術は全身の骨格、筋肉などの異常を見つけ

ることから始めます。

 

筋肉の過緊張は周辺組織、例えば股関節周辺には靭帯、腱などがありますが、

それらにも過緊張状態をもたらします。一つの異常は相互に影響し合い、周辺組

織に影響を及ぼしています。当然関節包も過緊張の影響を受け変形してい

ることも考えられます。

 

正確な検査法に従いみていけば異常個所の発見ができます。異常があれば正常に

戻すこと。そのための手法が約6000以上あります。

その中から股関節に関する最も有効、最短で効果がある手法を選択することから

施術がスタートします。異常を正常に近づける。即ち本来の姿に戻すこと、本来

の姿にできるだけ近づけること。

その1は筋肉の緊張により引き起こされる筋肉、靭帯、腱等

 

これは筋膜から出てきた筋肉の筋繊維が絡まり合って部分癒着という現

象を引き起こしている場合です。筋肉が疲労・硬直し、筋繊維が癒着し

神経を圧迫することで痛みを発生させる場合です。この痛みは次に述べ

MCを使えば解消できます。

 牽引しても痛く、弛緩しても痛みが出るという特徴があります。これは

弛緩剥離の一種であり方向性がある場合があります。

その3はこれも緊張痛の一種ですが完全癒着している場合

 

むつかしい事例です。股関節の可動が殆どなくなっているケースです。

筋肉の癒着という現象につきましては、MCマザーキャットという

自然形体療法独自の施術道具で解消できるようになりました。

完全癒着の解消には相当な時間がかかりますが不可能ではありません。

部分癒着は確実に解消できます。

 

尚、筋肉の癒着が存在すると筋肉が痩せている状態に感じられるのです

が、MCの「横使い押し当て手法」によって筋肉は癒着が解消してふっく

らとした本来の状態になり、厚みを増し弾力を取り戻します。

               

以上の事例はあくまでも仮説に基づき実践的に施術を行う中で積み重ねてきた仮

説に基づく経験則であり、すべてに該当するというわけにはいきません。

痛みについてはまだ現代医学でも解明されていない部分もあります。痛みはどこ

から出るのか真の原因がやがて医学的にも解明される時が来ることでしょう。

 

上記の他に他にもう一つ股関節転位という考え方が自然形体療法にはあります。

2. 股関節症のメカニズム 股関節転位について

 

ここで言う股関節症とは現在の状態=「股関節転位」を放置すればいずれ大腿骨の骨頭

が変形し、股関節に痛みがでるか、その結果として腰痛、鼠頚部痛、膝痛等が引き起こ

される状態を言います。

 

いきなり出てきた「股関節転位」という言葉は聞きなれていないかもしれませんが、

「股関節が本来あるべき位置から何らかの理由でずれている状態」を意味しています。

 

その結果、じっとしていても痛い場合と動かすと痛いという場合があります。

自然形体療法では静止転位と動作転位として区分し理論構成しています。

筋肉の状態によって痛みの種類を別項で分類して記述していますので参照してくださ

い。

 

通常は実に多くの人にこの股関節転位は存在します。但し、股関節症と言えるまでには

なっていないだけです。この違いは例えば結核菌は誰でも体内に持っていますが、それ

だけで結核とは言わないのと同じ事です。

 

現在の状態(股関節転位)を放置すれば、いずれ大腿骨の骨頭が変形又は壊死し、股関

節(大転子周辺)に痛みが出るか、その結果として腰痛、鼠頸部痛、膝痛、下肢痛等が

引き起こされるか、既に症状が存在している状態だと考えています。

 

股関節転位の原因が「学習による股関節転位」か、「過剰防衛反応」によるものかの違

いはありますが、多くは痛みを発するほどの転位は、過剰防衛反応である場合が多いで

す。実際に検査施術して股関節転位があると判断した場合に、どおいう現象であるか

ご説明します。

可動範囲を超えたとき衝撃的な痛みが!私の実感。骨が痛い!

 

その人の身体にとってこれ以上動かしてはいけないという可動制限の必要な事情

があるとしましょう。

その可動域を「超えようとした時に、身体を支配している脳が、それ以上いかな

いようにしよう、とする防衛行動としての可動制限を決断し、その可動を超えな

いよう筋肉の緊張を命令した状態です。つまり、可動範囲を超えないように筋肉

をいつも緊張させて防御しているということです。

 

この状態のとき、何気なく防衛線を超える動作をしてしまったとき、

「ギクッ!!」と衝撃的な痛みを味わうことになります。まるで関節そのもの

が、大腿骨骨頭が壊れたような感覚です。そして、この痛みは定着して持続する

ことになり、日常生活そのものが苦痛になります。

 

 

こうなると、もう私自身の体験では靴下を履けない、爪を切れない、椅子からす

っと立ち上がれない、一歩一歩歩くのも痛い、など日常的な行動に大いに支障が

出ることになります。

動かそうとすると股関節の筋肉を始め周辺組織が異常に緊張していることがわか

ります。筋肉の緊張が解除されない限り痛い。本当に「骨が痛い」と感じます。

実感です。

骨には神経がないから骨が痛いわけではないと知ってはいるのですがそう感じます。

3. 股関節の痛みの感覚と痛みの種類

 

いま述べましたようにどこが痛いですかと聞かれれば、股関節のここの骨が痛いと指差

し訴えることになります。ところが繰り返しになりますが、実際は神経のない骨が痛い

というわけはありません。

 

自然形体療法では痛みの種類を細分化していますが、その中に収束痛という痛みがあり

ます。

例えば痛みの原因となる場所が、半円や、弧を描いた時に、半円や弧の中心に痛みを感

じるという現象です。

頭の中心が痛いと感じる時、中心の脳には神経がありませんから、

実際は中心が痛いということはありません。

頭蓋骨を取り巻く筋肉が痛い時、頭の中心に痛みを感じるという現象です。

これは股関節痛にも同じことが言えます。

 

つまり、股関節痛も収束痛という現象であり、痛みを感じる部分と原因の部分が別だと

いうものです。

実際は股関節を取り巻く筋肉に問題があって痛いものですが、本人の感覚としては、

痛みの収束している中心の骨が痛いように感じるということです。実際に私も骨が痛い

という感覚は実感です。

4. 身体の痛みの種類は5つに大別、20種類に細分化できる。

 

わかりにくいかもしれませんのでついでに、自然形体療法で分類している5種類の痛み

についてこの場をお借りして、さらに念のため説明しておきます。

 

神経痛   神経への直接の刺激で生じる痛み。傷んでいる部分を押しても痛くない特徴があります。

剥離痛   患部の炎症で周辺の組織が押し広げられて、剥離が生じそれが心臓の拍動でさらに押し広げられるために生じるものです。心臓の拍動と共にズキンズキンと痛みを感じるという特徴があります。

収束痛   これは痛みを末端部分・中心部分に感じるものですが、実際の原因は別のところにあるというものです。

幻 痛    幻痛は例えば脳が過去の痛みの記憶に基づいて、身体を左右同じ状態にしようとうい恒常性を求めて起こす痛みです。

緊張痛   いわば筋肉がつった状態のようなもので、自分の意志と関係なく、身体にぐっと力が入って解けなくなっている状態のものです。5つの痛みの中で最も施術が難しいものです。

 

この5種類が痛みの基本的な分類であり

さらに細かく分ければ20種類の痛みの種類があります。

 

圧迫神経痛、牽引神経痛、剥離痛、弛緩剥離痛、幻痛、収束痛、逆収束痛、緊張痛、

集合痛、摺合剥離痛、収縮摺合痛、動作転位痛、逆動作転位痛、筋肉の動作転位痛、

損屈痛、損伸痛、間欠剥離痛、不随意緊張痛、痙攣痛、緊張弛緩剥離痛

以上20種類です。

 

痛みは種類が同じでも原因が異なることがあります。

原因が異なれば、適した施術法もまた異なることになります。

原因が20種類以上あれば施術法はそれ以上なければならないことになります。

さらに痛みには程度差も様々な段階があります。

そのすべてを解決するために開発された手法は6000種類あります。

股関節の痛みの部位、痛む動作、痛みの種類を検査確認することから始め、

その人にとって最も効果的な手法をこの中から選定し施術していくのです。

5. 「股関節症の本質は筋肉痛、緊張痛である。」

 

 

股関節症と言われるものは、大腿骨骨頭壊死、先天性臼蓋形成不全、変形性股関節症、無腐性骨頭壊死、等々、医学上の診断はいろいろあります。

 

いずれにしろ股関節症は最終的に全く可動が無くなって終焉を迎えることになります

。この点は関節リューマチ、五十肩とよく似ています。

 

過度の疲労に耐える為に、身体を支配する脳がそうした環境に自分自身の身体を適応させようとする現象の一つだといえます。

 

なぜならば、そうすることによって筋肉を酷使できなくして、これ以上悪化

させないという目的が達成できるからです。

 

固定化される過程で筋肉が常時緊張する為に激痛が走り、血管が細くなり

栄養補給、その他の新陳代謝が遅れ骨頭壊死や変形が起きることになります。

これらの痛みは筋肉の痛みであり、骨や変形した部分の痛みではありません。

壊死や変形は結果であって痛みの発生源ではないのです。

 

自然形体療法の施術で股関節の痛みが取れるのは、この事を証明しています。自然

形体療法の治療で壊死や変形がその場で治るはずはないからです。

 

但し、筋肉の緊張がとれて正常になれば、全部とは言えないまでも、壊死や変形が

修復される可能性はあります。緊張が解消すると血流が回復します。血流が回復すれ

ば、組織に酸素や栄養補給ができ、老廃物の排出も活発になる。即ち、新陳代謝が

活発になるというわけです。仮に修復されなくても痛みは無くなり、通常の生活が出来

るようになるのです。

6. 股関節症の施術 難しい施術も治癒理論に従い行えば解決する

 

股関節症については、股関節だけではなく腰椎、骨盤を含めて腰部全体をよく見る必要

があり、腰部を含めて下半身全体の問題だと捉えて施術する必要があります。

 

腰および下肢に関して施術を行う時に、「股関節症」かどうかは重要な判断材料です。

医師の診断があれば当然その診断情報も最大限参考にしなければなりませんし、座骨神

経痛や、椎間板ヘルニア等との差異も慎重に見極めなければなりません。

7. 股関節症の判断基準

 

以下の項目で1)~8)はそれ一つ該当すれば、痛みが無くても「股関節症」と推測します。

 

1) 医師に「股関節症」と診断されたことがあるか、過去に股関節を痛めた事があると申告を受けた場合は間違いなく治ってはいないという事実があるので、「股関節症」と推測します。

この場合は下肢の検査は参考または以後の股関節の状態が改善されたかどうかの経過を

知る手段としての役割を果たします。

 

2) 股関節、臀部、腸骨陵、大腿外側周辺の痛みがある(緊張痛、剥離痛=圧痛)

常に疼める(疼痛)、夜に姿勢に関係なく激痛があります。

股関節の緊張痛=拍動に関係なし=剥離痛ではありません。

臀部、腸骨陵、大腿外側周辺周辺の痛みは座骨神経痛や椎間板ヘルニアと間違いやす

いのですが股関節の施術法を用いていいのです。その理由は、下肢前方体幹牽引法を使

用することで両方に効果があるからです。ただし、手法の実際については熟練と細心の

注意を払う必要があります。

それに加えて、

 

①椎間板ヘルニアであれば、下肢を前方牽引する途中で痛みが発生するので区別でき

ます。

②歪みによる座骨神経痛は仰臥位での牽引法で股関節の施術と同時に直接的に施術できます。

③股関節症の場合は歩いたりして痛みがでても立ち止まると痛みはなくなるが、座骨神経痛や椎間板ヘルニアはその逆で立ち止まっても痛みは消えないという差異があります。

 

3) 鼠頸部の痛みがある(緊張痛、剥離痛=圧痛)

 

4) 大腿外側から膝にかけての痛みがある(緊張痛、剥離痛=圧痛)

 

5) 本人が膝を立てた時に左か右に倒れる。(腹屈検査の前段階で)

 

6) 膝立検査時に大腿骨下端上下の差が5mm前後以上ある。

 

7) 腹屈検査で大腿が左か右に倒れる。(まっすぐ立たない。これは立てる時の重さに負けて倒れるのではありません)

 

8) 腰背部振張法か腰背部牽引法をすると腹屈検査の位置が狂います。

 

9) 両膝偏側戻しまたは両膝偏側伸展をしても前(6)の検査の違いが変わらない。

 

10) 腹屈検査の時に膝が腹部に対して直角以上の角度にならない。肥満は論外とします

さらに以下の項目に2つ以上該当する場合は「股関節」を疑い明確な差がない場合もありますが、再度上記の検査を行い、判断を確定します。

 

11) 膝の痛み。腓腹筋外側付近の痛み。

 

12) 足先が極端に内旋、外旋している。

 

13) 足の長さが違う。 (仰臥位、伏臥位)

 

14) 患者自身が膝を立てた時に膝頭の位置が違う。(腹屈検査の前段階で)

 

15) 腹屈検査で膝の高さが違う。

8. 股関節は360度の回転運動ができる自由関節だから負担が多い

「自由関節」 ・・肩関節と股関節はいずれも回転運動ができる。肩関節と同じく可動

の大きい自由関節である。

 

骨頭も球形をしていて、ほとんど全方位に可動がある。このため可動が大きいだけにそ

れを可能にしている筋肉及び周辺組織に大きな負担がかかります。

この筋肉及び周辺組織への負担が限度を超えると、肩関節は五十肩になり、股関節は股

関節症になります。これ以外の関節は可動が限定的であり、筋肉への負担は自由関節に

比べればそれ程ではありません。

 

例えば、足関節や膝関節は足を真っ直ぐのばした状態では筋肉にはそれ程の負担はかか

りません。骨格がその重量を負担するからです。

しかし、股関節や肩関節はそうでありません。股関節では直立の姿勢で大腿骨骨頭と大

転子間の大腿頸部はほぼ水平に近くなりますが、これを維持しているのは筋肉である。

下肢以外の全体重を全て負担しています。自由関節は自由に動く分だけ、筋肉が骨格の

負担分を担わなければならないのです。そして、その結果として、筋肉が過度の緊張、

疲労を引き起こすというわけです。

 

 

 

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