リウマチの原因は前項で考察しましたが、次にリウマチの症状について
考えてみましょう。
リウマチのいろいろな症状は身体改造計画に基づく改造工事途中の
副次的なものだと考えています。
建築を例にとって考えてみましょう。
建築予定地に建造物があればまずそれを取り壊します。
その後で基礎工事を行います。
地面に穴を掘り、地盤を整備し、建造物の重さに充分耐え得る基礎工事から始まります。
身体の改造工事においても同じことが言えるのではないでしょうか。
改造に先立って、既成の不要な部分をまず壊す事から始まります。
これを身体の中で行えば、最も弱くなった部分を取り壊し、
新たに堅牢な構造に作り変えることだといえます。
建築においては単純にこれだけですが、身体は組織が一部破壊されるとき、
その部分に当然痛みが発生します。
身体の改造工事の完成までは破壊と再生が繰り返して行われます。
血液が集中した部分は、その結果として熱を持ち腫れた状態になり、
いわゆる炎症を起こした状態となります。
身体改造工事の進捗につれて、関節は徐々に変形して行きます。
又血液が集中することにより、皮膚も変色します。
身体改造工事は骨格だけに止まりません、靭帯、筋肉にも及んでいきます。
このために筋肉痛が発生し、靭帯も損傷を受け、痛み、腫れ上がって、
熱を帯びるのではないでしょうか。
これらの工事は身体の脳が必要と判断するところで行われるので、
当然左右対称とはならない部分もできてきます。
又、身体の脳の指令により、特定の部分だけに行われるので、
免疫異常では理由を説明できない部分的改造がこうして論理的に
納得の行くものとなります。
身体改造工事が完成すると、破壊の必要は全くなくなるので、痛みは収束します。
そして、最終的に骨は過去または現在の労働に適した形になり筋肉を使わずに、
その労働が可能となるのです。
こうして考察するとリウマチの変形部分や痛みの部分により過去の労働状態の
推測が可能となります。
そして負担のかかり方により、身体改造工事が左右対称ではない事を
説明できる証拠にもなってきます。