博士のワンポイントアドバイス

身体の動きはもちろん、内臓や血流、呼吸などを

司っているのが身体の脳です。

身体の脳は自分を取り巻く環境に何らかの変化があると

最初全てを危険として受け止めます。

知らない人からいきなり声をかけられても、大きな音、強い光、悪臭

などがしても同じこと。

それを五感でキャッチした時、瞬時に危険と判断して身体を緊張させる。

危険が去ったのに緊張が解除されないといろんな身体の異常が発生します。

肩凝りも神経痛も、関節症もみんなそうです。

身体の脳は危険と感じたら、瞬時に筋肉を緊張させて身を守ろうとします。

その結果として生じた身体の歪みが身体の不調をもたらすんです。

身を守るための瞬時の緊張が解除されないと身体は疲れ多くの不調や痛みを

もたらすことになります。

だから身体の脳に対して緊張を解除するよう働きかけることが必要なんです。

「もう心配ないから緊張しなくていいよ」と働きかければいいんです。

その具体的方法について次回から書きます。お楽しみに!

 

 

 

 

博士のワンポイントアドバイス

脳へのアプローチ

 

撫ぜるということは脳へのアプローチということ前回書きました。

その脳の働きをわかりやすく「心の脳」と「身体の脳」の二つに分類します。

心の脳とは人間特有の高度な思索をする機能を司る

ことと理解してください。

心の脳は知性を含めた意識を動かすこともあって

この部分を重視しがちですが、これは脳の働きの

ごく一部にすぎません。

身体の動きはそのほとんどが無意識に行われています。

歩くことも運動することも物が飛んできてもいちいち

考えて身体を動かしているわけではありません。

心臓や胃などの内臓も頭で考えるまでもなく動いています。

この役割を担っているのが「身体の脳」です。

身体の脳にアプローチすることの大切さを次から

事例を挙げて解説します。

 

博士のワンポイントアドバイス

最強!膝・足の手入法

 

片足たった15秒でできる最強の手入れ法をお教えましょう。

誰でも簡単にできますよ。片足だけ言う通りやってみてください。

片足やったら足ふみしましょう。左右差歴然です。

運動後の手入れ法としてやらなきゃ損!

どんな方法かって?それは撫ぜることです。

両手指の力を抜いてください。

力の抜けた両手で足の甲から足の付け根まで

撫ぜ上げてください。10回でOK 。

足が軽くなって血流も良くなっています。

疲労回復効果も抜群です。

撫ぜるという動作に力はいろません。

ソフトな感触が、実は身体を管理している脳に対して

緊張解消指令となって伝わり、深い部分から

緩んでいくんです。

脳へのアプローチという視点が「押す、叩、揉む」

では解決出来ない問題を解決していきます。

「脳へのアプローチ」という言葉を

覚えておいてくださいね。

 

博士のワンポイントアドバイス

膝の痛みは身体の歪み・捻じれに起因することが多い!

それは前にも書いた通りです。

なぜ身体が歪んだり捻じれたりするのか。

一つは身体の使い方と手入れの方法が間違っている

ということ。

もう一つは普段から姿勢が悪いということです。

今「正しい姿勢」に関する本を出すために執筆中です。

まもなく脱稿です。正しい姿勢は一朝一夕にできる

ものではありません。

一生健康でいられるかどうかの別れ道です。

今から家族そろって始めましょう。

膝の痛み、オスグッドも半月板損傷も運動復帰がゴール

ではありません。

二度とならないための身体を普段からつくることが大切です。

普段から正しい姿勢を家族そろって意識しましょう。

正しい姿勢を維持するための筋肉は遅筋です。

これは正しい姿勢を続けることによってできてきます。

近道はありません。正しい姿勢は「躾」けからです。

躾とは美しい体と書くんですね。よくできた漢字です。

 

関西大学河端教授最終講義に出席

関西大学人間健康学部教授の河端隆志先生の最終講義に長浜バイオ大学若林浩文前理事長と一緒に行きました。私たちは一社)長浜健体康心研究所を設立し、「健体康心」の活動している仲間。

私は膝関節の専門家としての活動、子供の正しい姿勢教育、身体の手入れ方法を担当。

河端教授は正しい身体の使い方、運動と健康に関する研究。

特に信州大学能勢博教授とはンターバル速歩の共同研究者でもある。

若林理事長は 別名ピンピンコロリン村の村長として死ぬまで健康に

生きる分野の啓発活動の先頭に立っている。

科学的知見に基づく研究結果をオスグッドや半月板損傷などで苦しむ人々に届けたい。思い切り動ける身体がしあわせ。

講義終了後京都で今後の活動を肴にちょっと一杯。

河端先生お疲れ様、そして今から一緒に活動開始!

子供たちのスポーツ障害から年配者の膝の痛みまで全てお任せください。

 

博士のワンポイントアドバイス

【オスグッド痛みの正体】

オスグッドになるのは大体小学校高学年から

15,6歳くらいの成長期と重なります。

足の筋肉疲労によって縮んだ筋肉の影響で膝関節の

軸がずれて可動域が狭まって制限がかかるんです。

そこで無理に曲げると周辺組織が傷むということになる。

脛骨粗面への過度な牽引によって脛骨の一部が剥がれたり。

大きく膨隆することもある。

痛む範囲は多くは膝蓋骨の下あたりから脛骨粗面に

かけての比較的狭いところ。

問題は、なぜ足の筋肉疲労が起きたのか?ということ。

結論から言えば、根底に身体の歪みがある。

歪むと動く時膝関節に余分な負荷がかかって、足の筋肉に

疲れがたまっていく。疲労した筋肉は硬くなる。

硬くなると筋肉は縮む。縮むことによって膝関節の動きが

制限されるという悪循環の図式が出来上がるのです。

歪む原因をなくして、毎日真っ直ぐな身体にすることが大事。

そのためには、正しい姿勢をつくることが大事。

 

オスグッドの痛みの特徴

博士のワンポイントアドバイス

オスグッドの痛みの特徴】

じっとしていると痛くない。動かしたときに

痛む。痛む動きはいろいろ。

痛んだ部位によって痛み方も違う。

何故動かしたときだけ痛むのか。これを解明して「動作転位理論」

として世界に発表したのはわが師匠。(2013年逝去)

この理論手法を行えば今まで痛かった

痛みがその場で見事に消失する。

まるで魔法のようなと称賛・感動・感謝のお言葉を頂く。

いつ、どこで、誰に、行っても

同じ結果が出る。今まで痛かった動き

曲げても、しゃがんでも、階段昇降しても、ジャンプしても

全力で走っても痛くない。今まで数千人の感動の笑顔を頂いた。

だから痛くなったら直ぐに来ることが一番です。

明日から手入れしながら運動復帰!

自分の身体は自分で守れ

博士のワンポイントアドバイス

 

④と⑤の体操で骨盤も背骨も整います。

検査するとハッキリわかります。真っ直ぐな身体にして動くこと。

膝の痛み解消と再発防止の必須条件です。

身体を真っ直ぐに整えてから、膝の手入れ。

この順番とても大事です。

もし痛くなっても自分で直せるようになること。

もっと大事なのは悪くならないようにすること。

そうでないと好きなスポーツできないことになる。

好きなスポーツ続ける条件はこれができているかどうかです。

これは自己責任。自己療法を覚えて日々実行。

施術にはなるべく来ないように自分の身体は自分で守ること。

治療院経営者が言うのはおかしいけど

本当のこと。

 

 

 

身体の捻じれを取りなさい

博士のワンポイントアドバイス

前回の④に続いてもう一つだけ。

①うつ伏せで両肘をついた状態から、右手だけを伸ばして

 右の背中を見るように身体を捻ります。息は止めないで約7秒そのままの姿勢。 

②今度は左手を伸ばして左の背中を見るよう身体を捻ります。

 同じく7秒静止です。

③左右3回行って終了です。

この体操をして、伏臥位から四つ這い姿勢になって起き上がると

身体の歪みも捻じれも取れてすっきり姿勢!

仰向けから起き上がった姿勢と、この体操をしてから

起き上がった姿勢を比べてください。

すっきりと身体が伸びているのがわかります。

以上、毎日実行でたくましく元気に成長!

 

博士のワンポイントアドバイス

     

これだけで身体まっすぐ!朝目覚めたらうつ伏せになってたったこれだけ!

①うつ伏せになったら両肘を立てる。両足を揃えて軽く両肩を交互にゆっくり10回動かす。

両肩を動かす動きが腰に伝わって腰が揺れる。捻転する。それでいい。

出来るだけ腰に力を入れないこと。肩を動かすだけ。その動きが腰に伝わっていく感じ。

さあ、できたかな?

その次は

②}両足を少し広げた状態で10回捻転

  さらに足をいっぱいに広げて10回捻転

④最後に両足を揃えて10回捻転

どんな場合もそうですが痛みがあれば無理しないことが大事。

 

今日はここまで。嘘みたいだけどこれで整う。みんなびっくりするけど事実です。

検査するとすぐわかる。

まだ他にやってほしいことがあるけど、一遍に覚えられないからまた次に。

 

 

姿勢が悪いと身体が歪む、捻じれる!

博士のワンポイントアドバイス

姿勢が悪いと身体が歪んだり、捻じれるのは当然。

これまで教職員研修も部活やクラブチームでスポーツ障害にならないよう教えてきた。

その一端を紹介しよう。

みんな膝を痛めて痛そうに来る。最初にどう歪んでいるか検査。

骨盤も背骨も首まで歪んでる子が多い。その歪みをどうやって整えるか

一人一人歪み方が違うから、整え方もみんな違う。

だから施術に来た時、その人だけの方法をまとめて教える。

ただ一つ、朝起きた時にした方がいいことがある。これは共通だからみんなやった方がいい。次回を楽しみに!

 

 

博士のワンポイントアドバイス

 

なぜなった?再発しない条件は

 

なぜなった?再発しない条件は?

これまでオスグッドや半月板損傷4800人直してきて、わかったこと。

身体の歪みがないのに膝を痛める人は一人もいないという事実。

では歪みや捻じれがなぜできたか!わかるかな?

ズバリ、普段の姿勢が悪いということ。

いい加減な姿勢で歪みや捻じれを作って運動していたらまたそうなるよ。

毎日身体を真っ直ぐに整えること。それから、正しい姿勢をつくること。

それからもう一つ。身体も道具と同じ。使ったら手入れすること。

この3つができたら二度と再発しませんよ。約束します。

 

きちんとできるように教えるのが膝関節博士の仕事です。お任せあれ!

博士のワンポイントアドバイス

 

膝関節の痛みは必ず直ります!

23年間、膝関節を痛めた人と向き合ってきて感じること。

正しい姿勢・歪みのない身体で膝を痛めた人はほぼいなかったということ。

今、関連本を書いてます。まもなく出版です。ここでは膝関節に関する部分を加筆して連載することにしました。

私は膝関節の痛みを確実に解消できます。しかし、それだけではいけません。

なぜ痛めたのかその原因を解消しないと、また痛めるからです。

この際、痛めた原因から解消して、あらゆる痛みや不調から卒業しましょう。

膝の痛みは病気ではない。故障という言葉がよろしい。

故障だから確実に物理的に直ります。

医学や薬学では「治る」といいますが、物理学では「 直る」という。

オスグッドも半月板損傷も確実に直るから、まずはご安心を!

再発しない条件は次回書きます。お楽しみに!