関西大学河端教授最終講義に出席

この日は関西大学人間健康学部教授・医学博士河端隆志先生の最終講義。

前長浜バイオ大学若林浩文理事長と一緒に出席しました。

私と両先生は一緒に一社)長浜健体康心研究所を設立し、活動している仲間。

私は膝関節の専門家としての活動、子供の正しい姿勢教育、身体の手入れ方法を担当。

河端教授は正しい身体の使い方、運動と健康に関する研究。

特に信州大学能勢博教授とはンターバル速歩の共同研究者でもある。

若林理事長は 別名ピンピンコロリン村の村長として死ぬまで健康に

生きる分野の啓発活動の先頭に立っている。

科学的知見に基づく健康支援活動は少子高齢化時代の

今だからこそ必要なことです。 

講義終了後京都で今後の活動を肴にちょっと一杯。

河端先生お疲れ様、そして今からが本番スタート。

大いに盛り上がりました。

 

博士のワンポイントアドバイス

 

 

 

 

【オスグッド痛みの正体】

オスグッドになるのは大体小学校高学年から

15,6歳くらいの成長期と重なります。

足の筋肉疲労によって縮んだ筋肉の影響で膝関節の

軸がずれて可動域が狭まって制限がかかるんです。

そこで無理に曲げると周辺組織が傷むということになる。

脛骨粗面への過度な牽引によって脛骨の一部が剥がれたり。

大きく膨隆することもある。

痛む範囲は多くは膝蓋骨の下あたりから脛骨粗面に

かけての比較的狭いところ。

問題は、なぜ足の筋肉疲労が起きたのか?ということ。

結論から言えば、根底に身体の歪みがある。

歪むと動く時膝関節に余分な負荷がかかって、足の筋肉に

疲れがたまっていく。疲労した筋肉は硬くなる。

硬くなると筋肉は縮む。縮むことによって膝関節の動きが

制限されるという悪循環の図式が出来上がるのです。

歪む原因をなくして、毎日真っ直ぐな身体にすることが大事。

そのためには、正しい姿勢をつくることが大事。

 

オスグッドの痛みの特徴

博士のワンポイントアドバイス

オスグッドの痛みの特徴】

じっとしていると痛くない。動かしたときに

痛む。痛む動きはいろいろ。

痛んだ部位によって痛み方も違う。

何故動かしたときだけ痛むのか。これを解明して「動作転位理論」

として世界に発表したのはわが師匠。(2013年逝去)

この理論手法を行えば今まで痛かった

痛みがその場で見事に消失する。

まるで魔法のようなと称賛・感動・感謝のお言葉を頂く。

いつ、どこで、誰に、行っても

同じ結果が出る。今まで痛かった動き

曲げても、しゃがんでも、階段昇降しても、ジャンプしても

全力で走っても痛くない。今まで数千人の感動の笑顔を頂いた。

だから痛くなったら直ぐに来ることが一番です。

明日から手入れしながら運動復帰!

自分の身体は自分で守れ

博士のワンポイントアドバイス

 

④と⑤の体操で骨盤も背骨も整います。

検査するとハッキリわかります。真っ直ぐな身体にして動くこと。

膝の痛み解消と再発防止の必須条件です。

身体を真っ直ぐに整えてから、膝の手入れ。

この順番とても大事です。

もし痛くなっても自分で直せるようになること。

もっと大事なのは悪くならないようにすること。

そうでないと好きなスポーツできないことになる。

好きなスポーツ続ける条件はこれができているかどうかです。

これは自己責任。自己療法を覚えて日々実行。

施術にはなるべく来ないように自分の身体は自分で守ること。

治療院経営者が言うのはおかしいけど

本当のこと。

 

 

 

身体の捻じれを取りなさい

博士のワンポイントアドバイス

前回の④に続いてもう一つだけ。

①うつ伏せで両肘をついた状態から、右手だけを伸ばして

 右の背中を見るように身体を捻ります。息は止めないで約7秒そのままの姿勢。 

②今度は左手を伸ばして左の背中を見るよう身体を捻ります。

 同じく7秒静止です。

③左右3回行って終了です。

この体操をして、伏臥位から四つ這い姿勢になって起き上がると

身体の歪みも捻じれも取れてすっきり姿勢!

仰向けから起き上がった姿勢と、この体操をしてから

起き上がった姿勢を比べてください。

すっきりと身体が伸びているのがわかります。

以上、毎日実行でたくましく元気に成長!

 

博士のワンポイントアドバイス

     

これだけで身体まっすぐ!朝目覚めたらうつ伏せになってたったこれだけ!

①うつ伏せになったら両肘を立てる。両足を揃えて軽く両肩を交互にゆっくり10回動かす。

両肩を動かす動きが腰に伝わって腰が揺れる。捻転する。それでいい。

出来るだけ腰に力を入れないこと。肩を動かすだけ。その動きが腰に伝わっていく感じ。

さあ、できたかな?

その次は

②}両足を少し広げた状態で10回捻転

  さらに足をいっぱいに広げて10回捻転

④最後に両足を揃えて10回捻転

どんな場合もそうですが痛みがあれば無理しないことが大事。

 

今日はここまで。嘘みたいだけどこれで整う。みんなびっくりするけど事実です。

検査するとすぐわかる。

まだ他にやってほしいことがあるけど、一遍に覚えられないからまた次に。

 

 

姿勢が悪いと身体が歪む、捻じれる!

博士のワンポイントアドバイス

姿勢が悪いと身体が歪んだり、捻じれるのは当然。

これまで教職員研修も部活やクラブチームでスポーツ障害にならないよう教えてきた。

その一端を紹介しよう。

みんな膝を痛めて痛そうに来る。最初にどう歪んでいるか検査。

骨盤も背骨も首まで歪んでる子が多い。その歪みをどうやって整えるか

一人一人歪み方が違うから、整え方もみんな違う。

だから施術に来た時、その人だけの方法をまとめて教える。

ただ一つ、朝起きた時にした方がいいことがある。これは共通だからみんなやった方がいい。次回を楽しみに!

 

 

博士のワンポイントアドバイス

 

なぜなった?再発しない条件は

 

なぜなった?再発しない条件は?

これまでオスグッドや半月板損傷4800人直してきて、わかったこと。

身体の歪みがないのに膝を痛める人は一人もいないという事実。

では歪みや捻じれがなぜできたか!わかるかな?

ズバリ、普段の姿勢が悪いということ。

いい加減な姿勢で歪みや捻じれを作って運動していたらまたそうなるよ。

毎日身体を真っ直ぐに整えること。それから、正しい姿勢をつくること。

それからもう一つ。身体も道具と同じ。使ったら手入れすること。

この3つができたら二度と再発しませんよ。約束します。

 

きちんとできるように教えるのが膝関節博士の仕事です。お任せあれ!

博士のワンポイントアドバイス

 

膝関節の痛みは必ず直ります!

23年間、膝関節を痛めた人と向き合ってきて感じること。

正しい姿勢・歪みのない身体で膝を痛めた人はほぼいなかったということ。

今、関連本を書いてます。まもなく出版です。ここでは膝関節に関する部分を加筆して連載することにしました。

私は膝関節の痛みを確実に解消できます。しかし、それだけではいけません。

なぜ痛めたのかその原因を解消しないと、また痛めるからです。

この際、痛めた原因から解消して、あらゆる痛みや不調から卒業しましょう。

膝の痛みは病気ではない。故障という言葉がよろしい。

故障だから確実に物理的に直ります。

医学や薬学では「治る」といいますが、物理学では「 直る」という。

オスグッドも半月板損傷も確実に直るから、まずはご安心を!

再発しない条件は次回書きます。お楽しみに!