膝関節の軟骨がすり減り、変形が生じ痛みや腫れなどが起こる病気です。
・こわばり、重い ・起床時に痛い ・立ち座りの時 ・歩行時痛い
・階段の昇降時 ・膝の曲げ伸ばし時 ・水が溜まる ・寝ている時
進行が進むと・正座が出来ない・膝が伸びない・日常生活に支障が出てくる
☆保存療法
安静にする。足底装具・膝サポーター・シップや塗り薬・痛み止めなどの薬物療法。
膝に関連する筋肉を鍛えることで関節を安定させる。
☆膝関節に注射する
・水が溜まっていることにより痛みが出ている場合は注射器で抜きます。
・ヒアルロン注射(膝の関節の動きを滑らかにする)
・緊急を要する時にはステロイドの注射を注入
☆手術
変形の進み方によって手術の内容が変わります。
・滑膜切除手術
・関節形成手術(骨切り手術)
・人工関節手術
形あるものは壊れます。
どんな機械も器具も使いすぎれば摩耗や障害が発生してきしんだり、音が出たり、動きに
異常が出たり、ついには動かなくなります。
私たちの身体も同じことです。使いすぎれば組織が摩耗したり、損傷したり、ついには運
動障害や、感覚障害、機能障害が発生することになります。
これらの現象は「病気」という範疇に属するものではなく、物理的な「故障」というべきも
のです。
「変形性膝関節症」・・○○病という病名ではなく、「膝関節が変形して症状が出ています
」という状態を表す○○症という名前になっています。
使い過ぎによる変形・故障という物理的な問題ですから、物理的に修理すれば使えるよう
になります。
薬という化学的手法ではありません。
修理という物理の法則に従えば、その場で修理完了になることも珍しいことではありません。
それが変形性膝関節症の関する私の結論です。
修理方法は20年前から確立され、全国に点在する自然形体療法による施術院で延べ数万人の方
がよくなっているという実績があります。
もちろん故障に至るまでの期間が長く、重大な損傷があれば相応の時間がかかります。
例えば車が大破した状態とかすり傷程度の損傷では修理に要する期間と工程は全く違いま
す。
部品である筋肉や靭帯、腱の損傷度合いが重大であれば、その回復を待つ期間は必要です
が、重大でなければその場で解決する事ができて直ります。
そして、今後もこの嫌な痛みと無縁でいるため、一生再発しない手入れ法(自己療法)も
きちんと準備されています。
次のページは・・・膝(ひざ)関節の痛み
半月板損傷・オスグッド・変形性膝関節症の共通項