関西自然形体研究所の見解

変形性膝関節症
「手術をする」ではなく「修理する」考えかた

 

形あるものは壊れます。

 

どんな機械も器具も使いすぎれば摩耗や障害が発生してきしんだり、音が出たり、動きに異常が出たり、ついには動かなくなります。

 

私たちの身体も同じことです。使いすぎれば組織が摩耗したり、損傷したり、ついには運動障害や、感覚障害、機能障害が発生することになります。

 

これらの現象は「病気」という範疇に属するものではなく、物理的な「故障」というべきものです。

 

「変形性膝関節症」・・○○病という病名ではなく、「膝関節が変形して症状が出ていますという状態を表す○○症という名前になっています。

 

使い過ぎによる変形・故障という物理的な問題ですから、物理的に修理すれば使えるようになります。

薬という化学的手法ではありません。

修理という物理の法則に従えば、その場で修理完了になることも珍しいことではありません。

それが変形性膝関節症の関する私の結論です。

 

修理方法は20年前から確立され、全国に点在する自然形体療法による施術院で延べ数万人の方がよくなっているという実績があります。

 

もちろん故障に至るまでの期間が長く、重大な損傷があれば相応の時間がかかります。

 

例えば車が大破した状態とかすり傷程度の損傷では修理に要する期間と工程は全く違います。

 

部品である筋肉や靭帯、腱の損傷度合いが重大であれば、その回復を待つ期間は必要ですが、重大でなければその場で解決する事ができて直ります。

 

そして、今後もこの嫌な痛みと無縁でいるため、一生再発しない手入れ法(自己療法)もきちんと準備されています。