急に寒くなってきましたね。
最近、冷えや冷え性についてのご相談を受けます。
そこで、冷え性の原因について下記に記載します。最後までお読み下さい。
冷え性と言う体質はありません。冷えの原因、本質をしらないから体質などと言っているのです。
物事の結果には必ず原因があります。昔はそれを解明する手段も知識もなかったので体質と考えられていました。
例えば、肩凝り性も同じ意味です。凝り性などという体質はありません。地球上で起こる結果には必ず原因があり、原因と結果を結ぶ誘因、きっかけが結果を導き出します。
冷えに対応する方法は色々ありますが、みな対症療法で一時的です。ここでは何時でもどんなところでも自分でできる根本的冷え解消法をお教え致します。
冷えは血管が細くなって血流が悪くなり体温を保てなくなる現象です。体質ではないのです。
冷えを感じる部分は筋肉の緊張と共に血管が収縮します。特に毛細血管が収縮すると血液の流通が遅滞します。そうすると血液が運んでくる熱を少ししか受けられなくなります。
これが冷えの正体です。しかし、冷えを感じている人は身体の表面温度はそれほど冷たくありません。
これは何故でしょうか?
冷え性の人の体表温度は暖かく内部の筋肉等が冷たく感じるのでお風呂に入っても冷たいままかなかなか温まらないのです。
こうした人は沢山おられます。中が温まらないと冷たいのは当然です。しかも体表近くの脂肪など内部の体温を上げるのを妨げています。
すなわち防寒具と逆の作用を体表組織がしているので身体は冷たいままなのです。しかし、健康な人はこの逆なので体表は外気に触れて冷たくても内部は温かいので体表組織の脂肪とかは体温を保つ作用として働いているので皮膚が冷たくても体内が温かいので冷えを感じないのです。
体温は主に内臓と筋肉で生まれます。だから食事をした後では温かく、また運動をして温まることができるのです。
しかし、常に運動をしているわけには行きませんし、疲れれば冷えを感じるようになります。ですから足指の運動も手指の運動も疲れない程度に行う必要があるのです。
この意味で体操をやって温まるよりも手足の指を使った運動の方が温まり易く持続します。そして最終的には冷えなくなるのです。
自然形体療法総本部 創始者 山田洋先生 希望のブログ(H23年3月)より抜粋
足の冷えが一番つらい手足が冷えると眠れなくなります。
解消する方法はまず、足の指と足首から下を軽く動かすだけでしばらくすると温まってきます。
足の指と足底を足の上下方向に軽く動かすだけでしばらくすると血流が改善され温まって来ます。
これが冷えを根源から解消する方法です。
注意点
疲れを感じる前に休むことが大切です。疲れるとかえって冷えることになります。
休みながら行ってください。
貧乏ゆすりは健康ゆすり!
これは座った状態または胡坐をかいた状態で解消する方法です。
1.椅子に腰かけて踵を交互に挙げて縦横にゆすります。
注意するのは交互にゆすることです。また疲れないように休みながら行います。
2.胡坐をかいたまま膝を上下にゆすります。これも交互に行います。
3.椅子でも胡坐でも前にご紹介したつま先を挙げておいでおいでをするように
してもOKです。
冷えが酷い場合でも繰り返せば必ず温まります。
ぽかぽかしてきたら、寝るなり休むなりしてください。
外部から温かいものを使って温めても根本的な解決にはなりません。
この方法こそ自分の体を使って根本的に冷えを解消する方法であり、
どこでも使うことができます。
色々な理由で足首でさえ動かせない時は足や手の指だけを動かせる範囲で動かせば
冷えはなくなります。
冷えがない時でもこの方法をやれば、疲労回復にもなり冷え自体が起きなくなります。
手の冷えは同様に手の指を少し動かすだけで、やがて冷えはなくなり、温まってきます。
冷えの状態によっては時間がかかる人もいますが、繰り返せば温まります。
(3)簡単に出来る自己療法もお試しください。
冷たく感じる部分を指の腹で軽く叩きます。その時、指全体の力を抜き、痛みを感じない
程度に軽く叩くのがコツです。叩く場所は足先なら土踏まずより先の部分と指です。
それ以外のところは叩きません。
但し、肘や冷たい風の当たる部分で冷えを感じるところは、その周囲も叩きましょう。
叩く時間はせいぜい2~3分以内です。多く叩きすぎてもいけません。
マザーキャット(MC)をお持ちの方は指の代わりにMCを使うと効果的です。
是非参考にしてお試しください。
※得られる効果は個人によって異なります。