自然形体療法が考える

痛風とは・・・?

痛風の原因は尿酸結晶ではないというと、医学常識を覆すのかという反論が押し寄せてきそうです。

素朴な疑問からこの考えを披瀝しますので一緒に考えてくだされば幸いです。

現代医学での痛風は尿酸結晶が神経を刺激するので痛いのだと言う説明です。
これまであっけなく痛風の痛みが解消してしまうという10例を超える施術体験からしてこれが納得いきません。
その理由は以下のとおりです。

 

疑問1 痛風の症状はほとんどが両足ではなく片足にでます。

疑問2 尿酸は全身に廻っていて、関節は全身にあるのに何故足にしか症状が   
    でないのか?

疑問3 尿酸は意思が無いのに何故神経を刺激できるのか?

疑問4 神経は丈夫な神経鞘に収められているのにどうして神経を刺激できる  
    のか?


疑問5 足底や拇指には神経があり、全身の体重が掛っても痛みは感じないほ
    ど神経鞘は強い組織なのにどうして尿酸結晶に刺激されるのか? 

 

こうした素朴な疑問から仮説を立て施術しますとこれまで例外なくあれだけ痛いとっていた痛みがその場で
解消されます。「あれっ、痛くありません」という驚きと笑顔が溢れる瞬間です。

疑問をさらに掘り下げます。

神経鞘は骨と骨に挟まれた時だけ圧迫に負け神経を刺激されて痛みを感じるはずです。この痛みがいわゆる
神経痛と言われる痛みです。

腰椎2番付近から出ている神経の感じる部分は大腿の内側と前側ですが、それが刺激されると影響を受けるのが
膝の内側と前側、最末端は拇指です。
通常は腰椎の捻れで圧迫を受けるので片側だけに痛みが出る。そう推測するのが自然ではないでしょうか

もし、両側に出るとすれば、腰椎2番付近の椎間板全体が潰された時だけです。

これが痛風による痛みの本当の原因ではないかと仮設を立てて原因を解消する施術を行いますと
確実に痛みは解消します。そこで、次の課題は再発しないようにすることです。
再発防止にため腰椎を整え簡単な自己療法を日常から行うよう指導すればすべて終わります。